建て替えは、住宅を取り壊して建てなおすものです。
すべて取り壊してしまうこともありますし、改善した部分だけ取り壊す場合もあります。
基礎、柱、梁など構造もすべて取り壊してしまい、更地にします。
そのため、セットバックしなければいけなくなることも多々ありますし、
築年数が古かった場合は現在の建ぺい率や容積率に適合しなくなって、
以前より小さくした家を建てなければいけなくなることもありますので、
注意が必要です。また、すべて取り壊して建てる場合は、
新築の扱いになりますので、税金もローンも新築としての適用になります。
リフォームは構造体、基礎、柱などは残して内部だけを変えてしまうものです。
基礎や柱などの構造体が残っていれば、セットバックをする必要もありませんし、
新しい家を小さくする必要もありません。
そのため、今のままの家の大きさを維持したい場合や、
築年数が古い家の場合は改築工事の方がよいという事が多いのです。
このように、この2つは大きく違いがあります。